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内容説明
佐渡島庸平氏、推薦! 創造力は運任せでも遺伝でもない。この本を読むと、学んで身につける力だと思えるだろう。――ベストセラー『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』著者、気鋭の戦略デザイナーが教える「クリエイティブの教科書」。本書では、クリエイティブを模倣(まねる)→想像(えがく)→創造(つくる)の3つのステップに分解し、「まね」から始めることで、知識ゼロ、あるいはセンスに自信がないという人にもやさしく、実践しやすい本を目指しました。NFTやweb3など、「クリエイター経済」がますます加速し、過去の成功例が役に立たなくなっている「答えのない時代」を、豊かに楽しく生きるヒントが満載! 著者自身がそうであったように、デザインやクリエイティブに苦手意識を持つ人にこそ読んでほしい1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっち
39
著者は言う。「この本を通じて伝えたいことはたったひとつ。『創造』することは、希望をつくる力だということです」。ここが難しかった。(自分の)希望をつくる力なのか、(誰かの)希望をつくる力なのか。たったひとつの著者の伝えたいことも、私はうまく理解できなかった。だが、創造の本質の段階は理解できた。①模倣(感性のセンサーを働かせる)、②想像(世の中にあるものを変えて自分らしさを入れ込んでいく)、③創造(制作物に落とし込んでいく)。違和感があったら、違和感がない状態はどんな状態かを想像し、制作する。それは希望か。2023/10/29
ta_chanko
20
創造の源となるのは模倣すること。実際に手を動かして対象物を描くことで、観察力や思考力が磨かれる。好きなことを真似てみることが第一歩。もやもやすることや違和感を大切に。アイデアはリラックスや混沌から生まれる。事前に決めすぎず、寝て待つつもりで。センスがなくても、練習や実践の積み重ねで創造力は高められる。創造することは主体的に生きるということ。先行きの不透明な時代だからこそ、クリエーター思考が必要。2022/09/24
たつたあお
14
オーディブルで聴きました。文中に出てくる図表は添付のPDFで見られるけれど、各章に出てくる四コマ漫画?は音声で聞くしかないので、紙の本で読んだ方がいいかも。まずは模倣することから始め、アナログで手を動かしながらどんどんアイデアを出す。たくさんのアイデアからテーマが浮かび、それをより伝えやすくするには……、と考えていく。 わたしは小説を書くのですが、周囲を見ると爆速で作品を次々作る人が多く、遅筆であちこち寄り道する自分を少々恥じてもいました。が、それはそれで「自分だけの星座」を作っているのかな。2023/01/07
ぽんてゃ
11
頭の良い人だと思った。どんなに素晴らしい芸術を持っていたとしても1番強いのは自分の見せ方みたいなものが上手な人な気がしてる。技術面は適切な訓練で一定まではいくと思ってる。たくさんの人に知ってもらう方法とか、頭の中を文章にできるとか売れるためにさらに知識が必要で絵だけ描いてれば良い訳じゃなくて元々の勉強の出来とか継続できる体力とかポテンシャル適切な努力が必要な気がする。 最近境界知能という言葉を知った。関係がありそうに思った。 IQでもうざっくりその人の能力がわかってしまう気がした。でも豊かさは失いたくない2023/06/03
naohumi
11
模倣→想像→創造のプロセス。全ては、模倣から始まるのかもしれない。本書では、まず手を動かす、身の回りを片付ける等々の整理、そんな脳の働きも科学的に捉えて模倣のあり方の説明もあったが、納得できる内容だった。模倣から始めて、できないモヤモヤ感を抱えつつ、クリエイティブに想像と創造する力。抽象的かもしれないが、仕事についても応用可能だと思う。真似からアイデアが生まれ、育つ。こんなプロセスを実感するためにも、実践したくなる事が沢山学べる本だと思う。後は「やるべし」かな。2023/03/09