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内容説明
AIは人間社会をどこまで変えるのか?
驚異的な速度でAIが発展し、社会に決定的な影響を及ぼす時代、「AI新世」。いまAIに何ができるかを網羅、人類の展望を示す。
はじめに
第1部 AIにできること
第1章 画像認識
第2章 画像生成
第3章 音声認識
第4章 音声生成
第5章 文章認識
第6章 文章生成
第7章 その他ありとあらゆる応用
第8章 未来のAIにできるかもしれないこと
第2部 AIは社会をどう変えるか
第1章 第一次産業はどうなるのか
第2章 第二次産業はどうなるのか
第3章 第三次産業はどうなるのか
第4章 AI技術との付き合い方
第3部 AIの歴史と未来
第1章 AIの歴史
第2章 深層学習の誕生
座談会 AIは人間にとって代わるのか
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
18
人工知能が各分野でどのように応用されているかを網羅的に紹介した本(2022年8月出版)。ぼくが特に興味を持ったのは「カルビーのポテチを売上1.3倍にしたパッケージAI」だ。このAIは約590万人の「好み」を学習していて、パッケージを認識させれば、その好感度を10秒で判定できるそうだ。「人新世」ならぬ「AI新世」とは、なかなか大仰なタイトルだなぁと最初は思ったけど、人がデザインしたモノではなく、AIがデザインしたモノが大量消費され、地球に物理的に蓄積されていくっていう意味では、確かに「AI新世」感あるわな。2023/12/31
ちくわ
3
画像認識・生成、音声認識・生成など、現在のAIができることの紹介や、これまでのAIの歴史などがコンパクトにまとまった本となっている。技術的なところが深く触れられているわけではないので、AIの現状を把握するという書籍になると思う。こういった書籍は旬があると思うので、あくまで出版された時期のトレンドを追うという位置づけになるのだと思う。2023/01/07
くらーく
2
事例がたくさんでているな。こんなに事例があるなら、もっと普及して、個人でも使うのが当たり前、とはならないのだな。なぜだろうねえ?見えないところでいろいろとカスタマイズしたり、導入したけど、そのままになっている事例も多々あるのだろうなあ。プレスリリースはしたけれどってところ。 最後の対談が貴重だと思うのだわ。長年研究してきた甘利氏は、AIは人を超えられないと言い、孫位の小林氏は人間の立場が無くなると思っている。間の世代の篠本氏は、中庸って感じかな。 私は、AI無しでは立ち行かない世界がすぐそこだと思うけど。2023/02/25
hori-chan
2
AIを生業としている身からすると「あー、はいはい」という内容にはなるのですが、「AIって何ができるの?」「機械学習って?ディープラーニングって?」ってのをさらっと理解するうえでは端的で読みやすく、良い一冊だと思いました。2023/01/03
oooともろー
2
AIの現在地と展望。楽観的にもならず、不安を煽るのでもない、落ち着いた内容。2022/11/12