内容説明
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2019年の一大天文ニュース「ブラックホールシャドウの撮影成功」を周辺まで楽しめる一冊。重力で時空をゆがめるブラックホール。その特徴はもちろん、その存在が発見された歴史やこれまで捉えられなかった理由、今回の成果を生んだ地球サイズの望遠鏡プロジェクトを解説。また、今後の発表が待たれる注目天体や残された謎を人気天文学者が紹介する。
目次
はじめに(超大質量ブラックホールが見えた!)
第1章 ブラックホール
第2章 ブラックホール・シャドウ
第3章 電波銀河 M87
第4章 イベント・ホライズン望遠鏡(EHT)
第5章 残された謎
第6章 これから先のこと
第7章 超大質量ブラックホールは一個じゃない?
第8章 EHTの行方
あとがき
附 録
参考図書
索 引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
卯月
4
2020年7月刊。1章はブラックホール自体の理論。2章がブラックホールを観測したらどう見えるかの理論(ブラックホール・シャドウ)。3章が銀河M87概要。4章、イベント・ホライズン望遠鏡の説明。5章、M87の電波ジェットがEHTで検出されなかった件の考察。6章、EHTが観測した他の銀河5つ(いて座A*等)概要。7章、(M87もEHTも直接は関係ないけど)銀河同士が合体したら超大質量ブラックホールが複数ある話。8章、観測装置の未来像。実現可能性はよく解らないが、付録の可視光-赤外線VLBIの話は夢があるなぁ。2021/03/08
まさよ
0
ブラックホールの撮影に成功したというニュースを見たときに異様に興奮したのを覚えています。ブラックホールとは一体どういう天体なのか。知りたくてこの本を選びました。ブラックホールにハマりました。しばらくはブラックホールに関する本を読み漁ることになると思います。2024/02/27
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