光文社新書<br> 日本一ややこしい京都人と沖縄人の腹の内

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光文社新書
日本一ややこしい京都人と沖縄人の腹の内

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334105860
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0236

出版社内容情報

京都に拠点を置きながら沖縄に通う生活を続けている著者。ある日、「京都と沖縄は似ている」ことに気づく。だが、両地ともに日本有数の観光地であるにもかかわらず、「京都人はイケズ」「沖縄人は排他的」というイメージがつきまとう。では、実際はどうか。京都を歩き回り、沖縄を歩き直して見えてきたのは、固定的なイメージを覆すものだった――。京都と沖縄の知られざる〝遠くて近い、深い関係〟に着目した本邦初の一冊。

内容説明

京都に拠点を置きながら沖縄に通う生活を続けている著者。京都と沖縄は、ともに日本有数の観光地。だが、「京都人はイケズ」「沖縄人は排他的」というイメージがつきまとう。では、実際はどうか。著者は「同時二重通勤型生活」を続けていたある日、「京都と沖縄は似ている」ことに気づく。大人社会、ばらばらでいっしょ、郷土愛、昆布ロード、だし文化、出版王国、魔除け都市、戦争被害、エイサーの縁、そして両地を結ぶ絆…。京都を歩き回り、沖縄を歩き直して見えてきたのは、固定的なイメージを覆す、多くの共通点だった。京都と沖縄の知られざる“遠くて近い、深い関係”に着目した本邦初の一冊。

目次

嘘―京の茶漬けとイケズとテーゲーと
歩―散歩と渡来人と多様性と
郷―カウンターと郷土愛とお笑いと
道―昆布と富山の薬売りと始末と
飯―チャンポンとピネライスと弁証法と
甘―向田邦子と松風とまちかじと
書―読書家と檸檬と検定と
魔―シーサーと鐘馗さんと魔物の正体と
戦―空襲と京都の塔と原爆と
絆―念仏踊とエイサーと三条大橋と
イケズ石とイチャリバチョーデーと裏の裏と―あとがきにかえて

著者等紹介

仲村清司[ナカムラキヨシ]
1958年、大阪市生まれの沖縄人(ウチナーンチュ)2世。作家・沖縄大学客員教授。大阪に18年、京都に4年、東京に16年暮らした後、’96年に那覇市に移住。2018年に京都に移住し、「同時二重通勤型生活」を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kawa

34
沖縄にルーツの著者が、長年住んだ那覇から気まぐれに京都移住。王都として共通する2都市を題材に、「イケズ」と「テーゲー」ワン・ワードで評される街を分析の都市賛歌。沖縄シーサーが浄土真宗の念仏踊りがルーツだということは既知なのだが、そこからさらに進めて京都・三条大橋近くの壇王法輪寺住持・袋中(たいちゅう)師が広めたものにはなるほど。次回訪問の折には訪ねたいものだ(近くの「篠田家」さんの「皿盛」も食しながら)。それにしてもそう若くない著者、京都から毎週の那覇通い(日帰りもあると言う)お疲れ様ですね。2025/04/12

kazuさん

25
著者は長年にわたり沖縄の那覇に暮らしていたが、現在は京都在住で、大学での講義のために、週に一度沖縄へ通っている。二つの町に長く住んだ経験をもとに、食文化や生活習慣を比較しながら、そこに暮らす人々の共通点を探っている。一見、全く異なる文化圏に見える京都と沖縄だが、古代より多くの歴史的なつながりがあったことが語られている。加えて、京都の美味しいレストランや有名書店も紹介されており、興味深く読めた。2025/04/08

二人娘の父

8
お久しぶりです、仲村さん。藤井誠二さんの本で近況はなんとくなく知っていたが、本作ではまさに二拠点生活の場そのものがテーマ。自慢ではないが、私も京都にはかなりの偏見と誤解を抱いていた1人である。ブブ漬けの話やイケズなど、相当に間違った感情を持っていたことは反省。同時に「〆はステーキ」の妄言も薄っすらと信じていたところもあり、こちらも反省。沖縄フェイクは本当にたくさん触れてきたが、京都フェイクの流布にも日本社会の「何か」を感じる。2025/04/27

kinsanwaseda2

1
文章から、大学2年生の時に取った数学の講師と同じ匂いを感じて嫌だった。すぐ切った講義の人。 あとヘーゲル弁証法の理解はどうだろうか… でも自分も東京より関西の方が親近感を感じるのでいいたい同質性は分かる2025/04/19

mimiko

1
京都と沖縄の意外なつながり。日帰りはキツそうだけど、2拠点生活でいいとこ取りの羨ましい生活をされてるなあ。魔除けのお話が良かった。2025/04/10

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