内容説明
雑誌「旅と人間」のカメラマン・木下孝は、新型寝台特急“サンライズエクスプレス”を取材するため、高松まで乗車することになった。女好きの木下は、隣りの個室に乗り合わせた若い美女と知りあい、永井みゆきと名のるその女の目的地・道後温泉まで同行することを企む。が、乗りかえ駅の坂出で彼女が起きてこないのに不審を抱き、その室をあけると、別の女の死体が出てきたのだ。しかも、永井みゆきと名のる女は、去年東京で死んだ筈だという…。謎が謎を呼ぶ事件に十津川と亀井が挑む、長篇トラベル・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イケタク
2
西村京太郎のトラベルミステリーではあるが、鉄道を使ったトリックと言う感じではなく、少し異色な感じはするが、中々面白く読めた。2023/09/12
June
0
西村京太郎さんの本は初めて読んだかも。 面白かったが、読点が多いのが気になった。話すリズムで打っているのか⁇2024/02/02
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