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内容説明
病理医・岸京一郎の右腕であり、病理医・宮崎智尋を支える、極めて優秀な臨床検査技師・森井久志。壮望会病院からの巣立ちを決意した森井は、自らの後継者となりうる臨床検査技師の育成と指導を始める! エピソード「森井の未来編」佳境へ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くたくた
28
超絶有能検査技師森井君が、米国に渡る円の後を継いで慶楼大学のラボへの移籍を決意。自分が去った後の病理検査室を支えるべく、後任の育成に着手!・・・・するも、沈没(笑)「死にてえ・・・」が笑えないが、笑える(笑)だけど、下手くそな言葉じゃなくて、これまでの努力の足跡をきちんと見て、残したものを受け取ってくれるものはいる。教授と岸先生師弟も胸アツです。このシリーズ、終わりそうで終わらない。どこまで行くんだろうね。(期待)
毎日が日曜日
11
★★★★2024/11/23
ムーミン2号
9
今回は岸先生の病理部を去ろうとしている臨床検査技師の森井くんにスポットがあたっている。現代の医療において病理診断含め、あらゆる場面で臨床検査技師の検査結果は欠かせない。それがないと病気も特定できない、治療方針も立てられない・・・かどうかは私には分からないが、重要なコ・メディカルの一員であることは確実だ。それにしても本書に出てくる専門用語は文系の私には宇宙語にしか見えない。森井君は岸先生の下で自分の技術を磨いてきたのだけど、それをそっくり人に教えるのはムリがある。技術は自分で積むものなのだろう。2024/12/31
かなっち
8
臨床検査技師の森井君が悩み奮闘する、寂しさいっぱいで迎えた第29巻。なぜ寂しいかと言うと、自分が病院を去るために、後継となる人物を育成していたからです。彼が頑張れば頑張る程、別れが近付くようで居たたまれません。岸先生の右腕であり宮崎先生を支え、100点のプレパラートを作る彼が居なくなったら、一体壮望会病院はどうなるのでしょうか。それはさておき、今までの苦労も知らないで天才の一言で片付けたり、あまつさえ先輩に「カス」と言っちゃう後輩がおかしいと思ったのは私だけでしょうか…。…退職、撤回してくれませんかねぇ。2025/01/01
さとみん
7
今回は「カス」に尽きる。誰しも得意不得意があって全てをそつなくこなせる人は数少ないとはいえ、まさかの・・・。とはいえ私も教え方に自信はないから他人事ではなく刺さって痛い。読んでいて「“教え方”を教えて下さい」という気持ちになってしまった。だから最後の対話は反則!またしても視界が滲むし。。。ずっと終わりの雰囲気を漂わせつつ、まだ先が見えないから次巻を待てるのが嬉しい。2024/11/22