内容説明
大人気ゲーム「ぷよぷよ」を失ったプログラマー、野茂をメジャーに流出させた300勝投手、箱根往路のゴール目前で倒れた大学生、石器発掘の〈神の手〉に騙された研究者――。人生には「まさか」がついて回るが、ニュースになるほどの不運や失敗に見舞われた人々は、その渦中にあって何を思い、その後も続く長い人生をどう生き抜いてきたのか。知られざる軌跡と人間ドラマを描く人気連載、待望の新書化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさぎや
4
コンパイルの社長、そんなことになってたとは……2025/05/20
タカボー
3
企画が良い。世間から忘れられても、自分のせいでは無い不幸な運命に見舞われても、本人の人生は続いている。他人の痛みが自分のことのように心に突き刺さる。誰でも知ってるぷよぷよを開発した人が今、新入社員より安い家賃のところに住んでるなんて。でも救われるのが、色んな失敗や後悔もあると思うけど、本人達が幸せを感じながら元気に生きてるのが見えること。2025/06/14
CEJZ_
0
1P15行。2025年刊。読売新聞朝刊、月イチ連載企画「あれから」の本。かつて日本中が注目したあの人のその後。20人の人物を追った後日譚、簡潔にドラマティックに記された記事に興味深く一気読みだった。前作「人生はそれでも続く」も購入読了しており、その本は多くの人に読んでもらいたいと思い、田舎の小さな図書館に寄付した。受付書類とともに図書館員は本を受け取ったが、その後配架されたか廃棄されたか、確かめてはいない。あれから、、、配架されたのか確認しに図書館へ行ってみようか。巻末の記者略歴になごむ。2025/05/22
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