内容説明
1940年から愛されて45年!
元祖ユーモアミステリー「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ第23弾!
子どもを虐待死させた男が殺された。
その死体には日本刀の太刀筋が!
泥棒の淳一と刑事の真弓夫婦は、〈夜のニュースワイド〉のプロデューサー・めぐみとともに事件の真相を追い始める。
その一方で、ある男が出所する。
殺人の罪で二十年服役していたのだ。
裁判当時、彼が殺人の動機を口にしなかったことに違和感を覚えた淳一は……。
〈目次〉
プロローグ
1 乱世
2 順序
3 灰色の世界
4 札束
5 失意
6 疑惑
7 恩人
8 はかりごと
9 世直し
10 幻影
11 来日
12 友情
13 幻の計画
14 幻の刀
15 閉じた記憶
16 声の宴
17 秘密の話
18 宴の前
19 機会
20 生か死か
21 清算
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
9
このシリーズは久々だけど、刑事と泥棒の夫婦、今回も大活躍♪ 今回の凶器は日本刀。 被害者はみんな、とんでもないろくでなし。 なんだか、「妖刀」が人をあやつっているのかと。 過去の事件からの因縁に妄想やばすぎのストーカー。 身勝手な「会長さん」もいるし。 でも、そんな中、あのロマンスは素敵だった。最高! しかし、カバーの女性は真由美?だとしたらずいぶん幼く見える。淳一との「運動」になだれこみもなかったし、ひょっとしてターゲットの年齢が下がった?2025/06/09
小春日和は秋
5
刑事と泥棒の夫婦シリーズ、久しぶりに読みました。2025/04/10